ペットの避妊・去勢手術なら世田谷区千歳船橋の桜丘動物病院

病気・手術・予防

初めてワンちゃん、ネコちゃんを飼う方に

新しい家族としてワンちゃんネコちゃんを迎え入れた当日から一週間は新しい環境に慣れるまでお家の中の静かな場所でそっと過ごさせてあげましょう。
最初の一週間は排泄のお世話や食事以外は優しく声をかける程度にし、長時間撫でたり遠くまで一緒に散歩したり、遊んだりしたい気持ちはぐっとこらえましょう。
ペットも人間と同じように新しい環境に慣れるまでは時間が必要なのです。


わんちゃんを初めて飼う方へ

・犬を飼い始めたら区への登録を行いましょう。
生後91日以上の犬の場合は、動物病院で狂犬病の予防接種を行い、登録の際に鑑札の交付を受けてください。

・ワクチン接種を必ず行いましょう。
飼主の義務として国から指定されている狂犬病予防のワクチンだけでなく、混合ワクチンの接種も行いましょう。
子犬は生後8週齢頃から母子免疫(母犬の母乳の中に含まれている感染症に対する抗体)が失われ始めます。その頃に動物病院で混合ワクチンを接種することにより、子犬を感染から守ることができます。
初回のワクチンを接種してから1ヶ月後に同種のワクチンを接種し、次回は翌年1回のみ。そこからは年に1回に接種のサイクルとなります。
定期的な健康診断とワクチン接種を行ない愛犬を守りましょう。

・社会期にたくさんの事を経験させましょう。
生後3~12週齢は犬にとって社会期と呼ばれる期間です。
この間に親犬や兄弟犬などとの関係を通して犬として大切なことを学んでり、人や他の生き物、様々な環境を経験したりすることで社会性を身につけます。
また、口の中を見たり耳やお腹、足の裏、爪、顔などを触ったり抱きしめてあげてください。スキンシップを行ったあとはたくさん褒めてあげましょう。
人に触れるということ=嫌なことでないと教えてあげることによって、その後の爪切りや耳掃除、歯磨きなどのケアが行いやすくなります。
日々のスキンシップは病気の早期発見にも繋がるので、この時期に愛犬とたくさん触れ合いましょう。

ねこちゃんを初めて飼う方へ

・ワクチン接種を必ず行いましょう。
犬と同様に、猫も生後8週齢から母子免疫が失われ始めます。母子免疫が全て失われてしまう前にワクチンを接種し、感染症になる隙を与えないようにしましょう。初回のワクチンを接種してから1ヵ月後に同種のワクチンを接種し、次回は翌年1回のみ。そこからは年に1回の接種のサイクルとなります。定期的な健康診断とワクチン接種を行い、愛猫を守りましょう。

・なるべく室内で飼育しましょう。
愛猫が家族の一員と思っていても、それが社会的に認められるようになるには、飼主様が猫を飼う時のマナーに関する意識の向上が必要となります。特にトイレは室内に設置し、排泄物はなるべく速やかに処理をして臭いが出ないようにしましょう。
 
・穏やかな性格になるように育てましょう。
生後2~7週齢は猫にとって社会期と呼ばれる時期です。この期間に出来るだけたくさんの事を経験させてあげることが重要になります。他の動物や人と楽しく触れ合うことで人見知りをせず、犬と同様に楽しくスキンシップを行うことで嫌いなことや怖いことが少ない性格になるでしょう。背中や頭を撫でるだけでなく、手先や口周り、耳の中、鼻などを触ってよく褒めてあげましょう。

初めての動物病院!来院時の注意って…?

[わんちゃんの場合]
・サイズの合った首輪とリードを着用してお連れください
・人見知りや神経質な小さなわんちゃんは、安心できるようにキャリーバックなどに入れて来院してください
・来院途中の道で排泄するかもしれないので、散歩バックやおしっこを流すためのお水を用意しておくと便利です
・事故防止のために院内ではリードを離さないでください

[ねこちゃんの場合]
・洗濯ネットに入れ、さらにキャリーバッグに入れた状態でお連れください。
・事故防止のために、待合室でねこちゃんをキャリーバックの外に出したりキャリーバック越しに動物同士を近づけないでください

※投薬中の場合は診療の目安になりますので、お薬をご持参ください。

犬・猫の去勢・避妊手術について

全身麻酔をかけ、♀は卵巣、子宮、♂は精巣を摘出する手術が必要です。繁殖の予定がなければ、手術を行うことで、ペット自身の病気を予防することができ、発情期の行動での飼主様のストレスも軽減できます。

☆避妊手術(♀)
・望まない妊娠を防ぐことができます
・乳腺腫瘍、子宮・卵巣の病気の予防になります(子宮蓄膿症・卵巣腫瘍など)
・発情期のわずらわしさ(発情時の鳴き声)が軽減されます(猫)
☆去勢手術(♂)
・性格が穏やかになり、攻撃性が低下することが期待できます
・スプレー行為(尿をあちこちに吹き付ける)を抑えられます(猫)
・精巣・前立腺の病気の予防になります

なお、去勢・避妊手術後は太りやすい傾向にありますので、食事管理と運動が必要です。

手術の時期は?
犬、猫、どちらも生後半年ぐらいの時期に手術をお勧めします。

※世田谷区にお住まいの方は猫の去勢・避妊手術の助成を受けることができます。
※去勢手術・避妊手術の料金詳細は当院にお問い合わせ下さい。

マイクロチップについて

マイクロチップはペットの個体識別を目的とした電子標識器具(ペットの小さな名札)で、その中に世界でたった一つのID番号が入っています。マイクロチップは専用のインジェクターでペットの頚の皮下に装着します。マイクロチップを装着していれば迷子になっても動物病院等にある「読み取り機(リーダー)」でID番号を確認し、身元の確認が可能です。
海外へ渡航する際は必要になります。詳しくは検疫所にお問い合わせ下さい。

マイクロチップは当院で装着することが出来ます。ご希望の方はご相談ください。